苗床

菌床じゃないよ

週間日記(2024/07/01-07/07)

 

2024/07/01 Mon.

 昨夜はずっと雨が降っていて妙に寝つけず、夜中TwitterとPixivを徘徊していた。おかげで寝不足。

 日帰りで出かけて、福岡市内で独立系書店巡りの旅をしてみることに決めた。行きたい書店がいくつもあって、計画を立てていてとてもわくわくした。

 気になって注文していた、G・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』が届いた。1時間ほどかけて、最初のきりが良い所まで読んだ。ラテンアメリカ文学というのは今まで読んだことがなかったので、新鮮な気持ちで本を開いた。案外読みやすくてほっとしたし、何よりおもしろい。3月に大阪の国立民族学博物館でアメリカの食文化や服飾品についての展示を見てきたことが、登場人物達の生活の様子を想像するのに役立って嬉しかった。最近は思うように本を読めなくなったリハビリとして、とっつきやすいエッセイ等を中心に読んでいたけど、やっぱり文学作品というのはまた違ったおもしろさがある。おもしろいと感じられたことがとても嬉しい。登場人物の中に「アルカディオ」と名の付く人が5人、「アルレリャノ」も5人とあってかなりややこしくはあるけど、それも文化の違いとして興味深く感じる。

 

2024/07/02 Tue.

 今年の上半期に書いた日記を自分用に一冊だけ製本しようと思って、原稿を作った。目次や奥付も含めた本文の総ページ数は、256ページになる。Canvaを使って表紙も作った。後は本文の原稿をもう一度確認して入稿するだけになったけど、いかんせんページ数が多いのでなかなか気が乗らない。

 古本と新刊sceneさんで購入したTシャツが届いた。「READING CAN CURE LONELINESS(読書は孤独を癒やす)」というロゴが入っていて、普段ロゴTを着ない自分でも「これは絶対に欲しい!」とひと目見た時から思っていた。いつ着ようかな!

 

2024/07/03 Wed.

 近所の街路樹のさるすべりに、いつの間にか花が咲いていた。こんぺいとうのような形をしたふわふわの花がかわいい。

 母と話していて、話の流れで「苗さんは一人暮らししたがらないね」と言われたので、「してみたいとは思っているけど…」と白状した所、なんと一人暮らしをすることになった。まだびっくりしている!したいとは思っていたけどできるかどうか分からないことに、挑戦してみることになったのだから。「実家にいれば生活できるけど、やっぱり自立したい」「田舎だと車がないとまともに仕事にありつけないし、知り合いが怖い社交不安障害にとって何かと不自由な所があるけど、都会に出れば車がなくても通勤できるし、すぐに辞めることになっても別の仕事がいくらでもある」「どうせ老後も年金だけでは食べていけないし、だったら少しでも自活できるようになるかもしれない可能性に賭けたい」などと年単位でずっと考えていた考えを伝えると、あっさり、すんなり、OKが出た。勉強机を買い替えた時もそうだったけど、「自分には無理だ」と思っていたことが案外簡単に実現できるということはあるんだなあ。とりあえず、畑に植えているさつまいもの収穫を一緒にしようと祖母に言ってあるので、実際に行動へ移すのはその後になるだろう。

 

2024/07/04 Thu.

 オンラインカウンセリングで、一人暮らしをしてみようかということになっている旨を話した。念のため、主治医の先生に訊いてみてからが良いと思うと言われ、良い先生だなと思った。自分には無理だと思っていた行動を、他人が肯定してくれたり、気軽に背中を押してくれたりしてくれるというのは、こんなにも嬉しくて励まされることなのかと久し振りに思い出せた気がする。

 一人暮らしをするなら九州一の都会、福岡と決めている。当初の目的である書店巡りは、住みたい場所の下見も兼ねて一泊二日で出かけることにしたので、高速バスの日にちを変更し、ホテルを予約した。ビジネスホテルを取ろうと思ったけど、直前だからなかなか安いプランがなく、探しに探して「推し活」におすすめという変わったホテルにした。なんでも、YouTubeが見放題で、プロジェクターやスクリーンも利用できるらしい。何より、部屋の内装が物凄い。どんな部屋なのかは、実際に行って見てから日記に書こうと思う。

 晩ごはんに、夏野菜の焼きびたしを作った。豚肉、なす、ピーマン、ししとう、ミニトマトを焼いて、めんつゆとお酢を同量ずつ混ぜたたれに浸けるだけで、すごくおいしい夏のおかずができる。レシピを教えてくれたTwitter(Xとは言わない)に感謝。

 

2024/07/05 Fri.

 以前から賃貸サイトを眺めることはあったものの、いよいよ本気で物件探しをした。すごく良い物件を見つけたけど、なんにせよ主治医の先生の許可を得るまでは、物件については行動を起こさないようにするつもり。不安半分、楽しみ半分、やっぱり楽しみの方が圧倒的に上回る。

 畑の水やりをしていたら、ミニかぼちゃに実が生っているのを見つけた。全然気付かなかった!

 夜に散歩をすると、おしろい花やヤナギバルイラソウの花が咲いているのを見かけた。日差しの下でひまわりやジニアの花を見た時と同様に、夏が来たという感じがする。

 

2024/07/06 Sat.

 今年の1月から6月までの日記の原稿を入稿した。入稿という単語に対する憧れが強いあまり、使うのに妙な気恥ずかしさがある。去年は私の確認不足で、奇数ページと偶数ページで別に設定していた小口側の余白が、奇数ページなのにページ左側の余白が広かったり、その逆があったりと惜しい仕上がりになってしまった。今年もやらかしそうな気はするけど、自分用に一冊だけ製本するものなのでまあいいか。

 野菜を買いにスーパーへ行ったら、地元産の野菜や果物を扱う売場にバジルの葉が売られていた。しかも、にんにくと並べて置いてある。ジェノベーゼを作ってみたくなったけど、バジルが新鮮なうちに食べるタイミングがこの土日にはなかったので断念した。それにしても、おいしそうだったな。肉類を買いにはしごした別のスーパーには、同じく地元産の野菜のコーナーにすももがあった。真っ赤に売れていて、小さくてころんとした丸い形がとてもかわいらしい。10年近く前に半年だけ勤めた果物ジュース屋で飲んだすももジュースのおいしさを思い出して、少し迷った末に買った。氷とガムシロップと一緒にブレンダーにかけたら、それっぽいジュースになるんじゃないだろうか。

 畑のミニかぼちゃを収穫した。もう少し大きくできるものなのではとも思ったけど、せっかくまだ虫に食われもせずきれいな状態なので、思いきって早めに収穫することにした。小さいながらもかぼちゃらしいずっしりとした重さがある。中身は半分が種とわただろうけど、食べるのが楽しみ。赤と黄色のミニトマトもいくつか摘み取った。値段の手頃さで選んだ安い苗なのに、意外と甘味が強くておいしい。

 

2024/07/07 Sun.

 大きいショッピングモールへ行く。日曜日の店内の人の多さは凄まじかった。でも、色々な人のファッションが目に入るのは楽しくて、おしゃれを楽しんでいる人達を見るとうきうきしてしまう。黒のチュールのロングスカートを着ていたら、似たようなスカートを身に着けた人を他に2人ほど見かけた。お揃いだ。

 この店に来る度に買おうか迷って買わずにいたグラスを、ついに買ってしまった。我が家の猫のとらふくに似た猫のイラストがそれぞれ描かれているので、店頭にあった2個とも購入した。何か口実をでっちあげるなら、一人暮らしが決まった記念ということにしておこうかな。

 帰りの車の中で父がCDをかけていた曲が、なんかいいなと感じたので誰の曲なのか尋ねると、ラルフ・ルディンの「詩のない歌」という吹奏楽曲だった。曲名は聞き覚えがあると言ったら、「『絵のない絵本』みたい」と笑っていた。夢の中にいるみたいなきれいな曲で、聴いていてうっとりする。父がこの曲の指揮をする仕草をしていて、父が振るこの曲を聴いてみたいなと思った。

 日曜から月曜にかけての夜のTwitterの使用時間がなんと8時間もあった。よくそんなにTwitterを見られたな。ところが、その時にうんざりするまで見たからか、火曜日から今日までTwitterのスクリーンタイムは毎日30分以内で済んでいる。Twitterを見る時間を減らそうと試みては惨敗してきたので、これはかなり嬉しい。このまま維持できますように。七夕の願い事がこれか…。